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Channel: カツ★ガレーヂ
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C105のレストア①

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本日は仕事も休み。朝から天気が良かったので早速茶カブのレストア作業に入ります。
いきなりですが次の作業も詰まっているので一気に出来る所までやります。


部品点数が少ないのでサクサクとばらせます。
未再生風に仕上げるのでボルトナットは出来る限り新品にせず基本既存の物を使います。
いつもは完全にボルトナットも変えてしまうので外した物は山の様に積んでいますが、そのまま使うとなるとどこの物だったのか分からなくならない様に部品に付けつつ外していきます。
舐めてしまわない様に気も使いますし、未再生風に仕上げる方が色々と手間です。


結局朝のうちにフロント周りとエンジン以外は外してしまい、夕方帰って来てからフロント周りをばらし、エンジンを下ろす所まで行きました。
残るはフロントフォークとフレーム、電装のみです。


外したパーツは中性洗剤で洗浄しながら日干ししガレージ内へ。
最終的に油を塗って組みます。磨いて錆を落とす事もしません。



キャブもばらしてキャブクリーナーで洗浄。
コック一体型のキャブなんですね。ダウンドラフトと言うやつでしょうか。
中々面白い構造です。じっくり見るのは初めてです。


チェーンは汚れが酷かったものの、油脂汚れでコーティングされていたせいか錆が出ていなかったのでそのまま使う事に。チェーンクリーナーを吹きながらひたすら磨きましたがきりが無く汚れが出るのである程度の所で妥協。
それでも結構綺麗になりました。こういうのも買うと高いです。


腐ったタイヤを廃棄してリムとドラムも洗浄。
錆びは出てますが問題無く使えそうです。
スポークのガタも少ないです。


必須の部品、タイヤ。
ダンロップのD107の前後、チューブ、バンドセットをネットで3500円ほどで売っていたのでこいつを使う事にしました。
さすがにタイヤパターンまでは拘りません。タイヤは何でも良いです、安ければ(笑)


早速先に外したリア側に新しいタイヤをセット。カブのタイヤはちょいちょいで組めるので楽です。
本日の作業はココまで。

3号機

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結婚→娘の誕生→仕事の超多忙→家の新築とここ数年お金や時間が色々と他の事にかかる時期が続いていました。
そんな中で単車趣味に関してのテンションは徐々に下がり、昨年に至っては完全にガス欠、エンストしていました。
今年に入って全てが落ち着いてきてやっと自分の中のエンジンが始動、春先からアイドリング状態に入っていましたが、調子が上がってきたのでそろそろギアを1速上げていこうと思います。


前のガレージの屋根裏に保管していたスポカブの予備品。
以前から溜まっているゴソゴソ部品も合わせて1台組めそうな程部品が溜まっているので、寄せ集め号を1台組んでみようかと思います。
何年も前からそんなプランは有ったものの、ここ数年部品を放出したり余裕が無かったりでプランは立ち消えになってました。今年は長年現状維持だった赤スポも色々と仕様変更をする予定なので、余った部品をこちらに回してツーリング仕様のスポカブを1台組むつもりです。
どんな仕様にするかは・・・その時が来ればという事で。

残念な事は来月は1カ月ほど仕事が超暇になりそうだったので仕事休んでこれも色々とやろうかと企んでいたのですが、あえなく暇にはならなかったという悲しいお知らせが出張帰りにあった事ですね・・・。
先にC105やC110S、CB450をやるので、着手は少々遅れそうです。

C105のレストア②

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作業は進んでいきます。


リアのドラムの中を軽くサンドブラスト処理。


ブレーキパネル側も同様に。見える所は汚く、見えない所はきちんと仕上げていきます(笑)
ブレーキカムもグリスアップして動作を確認。


フロント側も同様にドラム内を軽くブラスト。
近々ガレージ前にサンドブラスト兼塗装小屋を建てる予定なので、それが出来たら大型部品のブラスト処理がさらに便利になります。


フロントのリムはかなりサビサビです。外面はどうでもいいですが、問題は内面まで酷く錆びてささくれ立っていた事。そのままではチューブを組んでもパンクしてしまうので、サンダーでリム内面を徹底的に研磨し、その後錆止め塗装を施しました。
と言った気合いの入った仕事については写真を全く撮っておらず・・・。


そこまで処理した上でタイヤを組みました。
フロント錆ボロ仕様完成。
ベアリングはそのまま使おうかと思っていたのですが、せっかくここまでやったのでついでに変えて置く事にします。


続いてエンジンの洗浄作業。パーツ洗浄台初の活躍。


さくっとバラして洗浄しました。エンジンには大体所定量の比較的まともなオイルが入っていたので中の状態は良好♪シリンダーにも傷も無く、各所にも破損無し。
エンジンの状態は非常に良いです。
解体途中写真を撮りながらばらしたのですが、メモリーカードが入っていないデジカメで写真を撮っていたので何も記録を残せず・・・
パーツリストも無しに組めるのか?


せっかくの洗浄液だったのでついでに外装部品で汚れのひどい所やCL72の部品も洗っておきました。
パーツクリーナーの威力は絶大です。



C105のレストア③

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持ち帰って来てからほぼ1週間で解体、洗浄作業も完了。
順調なペースです。2週間でレストアを完了するのが目標です。


電装系はキー以外は特に水が付いて困る部品も無いので、キーだけ養生して後は外しもせずフレームを丸洗いしてやりました。結構な泥でした。
最近思いますが錆び汚れはCRC等が良いですが、泥汚れを落とすにはコスト等も考えると中性洗剤が良いですね。適度に泡キレが悪く、そこそこ汚れも落ちて安いです。



予想通りフレーム裏側は結構な錆です。
磨いた後CRCを吹いて終了。これ以上進行しなければそれで良いかなと。
ただやはり長く乗るならきっちり錆を落として錆封じや塗装処理を行う方が車両的には良いのだろうと思います。
見えない所なので補修しても良いのですが、極力金をかけないレストアが目標なので今回は見送り。


解体完了。次からはいよいよ組み立て作業に入ります。

C105のレストア④

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修復と組み立て作業に入っていきます。


何も写ってませんがガソリンタンク。
中はうっすらと錆が出ていた程度で結構程度は良かったですが、念の為花咲かGで錆落とし。



タンクを合体。燃料ホースは1本のタイプです。


グリスが固形化しているのか非常に動きが渋いフロントサスペンションも分解整備。


ばらして古いグリスなども除去していきます。


リンク部のプラスチック部品などにひびが入っていたので国内社外品のサスペンションOHキットを使ってリンク部などを変えていきますが、社外品だからなのかなんだか微妙なガタが有ります。
元の部品の方が良かったくらいです。


外側のカバーも形状が違い使い物になりません。
仕方ないのでカバー部分は既存の物を磨いて使う事に。


付いていたフェルトも全く形状が違ったので、持っていたスポカブ用のフェルト予備品を使う事に。
共用部品らしくピッタリ合いました。
結局大半のパーツが使い物にならなかったOHキット。


グリスアップして組み直し。
動きが良くなりました。

東洋のマチュピチュ

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先日の週末はちょっとだけ遠出して新居浜の別子へ。


まずは道の駅マイントピア別子を散策。
十数年ぶりに来ましたが、こんな炭鉱跡を体験するような施設があったとは初めて知りました。




内部には昔の炭鉱の説明資料に加えて昭和期の炭鉱で使われた設備も展示してありました。




屋外には炭鉱で使用された車両等も展示。


娘も列車に乗ったり砂金採りをして満足していました。


その後東洋のマチュピチュと言われている東平(とうなる)へ。
初めて来ましたが確かに雰囲気はマチュピチュとかラピュタを連想させます。
マイントピア別子から軽く車で走って移動するつもりでしたが、対向困難な山道を車で20分近く登るとは思いませんでした。


インクライン跡。


こちらは東平で有名な貯鉱庫や索道跡。




歴史を感じます。
色々と資料も見ましたが、こんな山上に銅の採掘鉱を中心とした一つの街が有ったとは驚きです。
トイレにも困る廃墟跡みたいな施設かと思っていたのですが、付近一帯をきちんとした公園に整備されているのにも驚きでした。


意外にも別子だけで一日楽しめました。

C105のレストア⑤

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サスが組みあがったのでフロント周りを組み上げていきます。


リバウンドストッパーも再利用可能状態だったので一安心です。
スピードメーターギア周辺にサンタンスポカブの様な摩耗が無い事を確認の上、古いグリスを除去して新しいグリスをたっぷり塗り込み組みあげ。
フロント周り完成。


リアはベアリングの動きが渋かったのでベアリングを交換。
ここしばらく飾り物だった油圧プレスが活躍です。
こちらも見えない所は気合いを入れて仕上げていきます。


エアクリーナーは社外品が数百円で手に入るので助かります。


という事で車体側は大体組みあがり。ここまでを先週末梅雨に入るまでにやってしまったので、梅雨の間はじっくりと屋内で細かい所がやれます。
ガレージ内を整理して茶カブの場所を新たに作ったのですが、こうやってサンタンのスポカブと並んで見てみるとサンタンとは全く色が違う事が分かります。

電装などの細かい所は後回しにして、次はエンジンを組んでいきます。

C105のレストア⑥

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いよいよエンジンの組み立てに入ります。


エンジン内部の残っている汚れを出来る限り吹きあげ、スクレーパーでガスケットを除去し、オイルストーンで磨いていきます。
この作業が毎度少しばかり根気が要りますが、組み上げていく楽しみを考えれば我慢。
今回オイルリング、ベアリング、ニュートラルスイッチ等は新品に変えるのですべて除去します。


パーツリストもサービスマニュアルも無い中で組んだ事の無いエンジンを組むのは初めてですが、クラッチ機構以外大体スポカブと同じなので何とかなります。


腰下を組み進めると迷子のワッシャーが出現したので、どこのワッシャーかとミッション近辺を入念に調べていたらメインシャフトの末端のワッシャーが欠品している事に気が付きました。
エンジンをばらす時にもふと気にはなっていたのですが、汚れ跡などからもばらす時に無くしたのではなく元々欠品していたようです。
このエンジンは大昔に開けられたような形跡があるのですが、その時に抜け落ちたのか、それとも元々無かったのか?
念の為スポカブの予備部品からワッシャーを移植しました。
結局迷子のワッシャーはココの部品では有りませんでした。


クランクとカムのギアの噛み合わせが不明。特にクランク側の打刻が有りません。
ばらす時に写真を撮ったのですが、メモリーカードを入れてなかったので何も残っていませんでした(泣)
多分こうだったと記憶を辿りながら組んでいきます。


初の自動遠心クラッチ。機構がイマイチ理解出来ません。
それでも分解して整備していきます。
このクラッチはフリクションディスクが2枚のタイプの様です。
フリクションディスクは新品に交換します。


クラッチまで組み立て。


ここで先に見つけた迷子のワッシャーに加えてもう1枚迷子のワッシャーが出てきたので作業中断。
こういうのがあると行ったり戻ったり作業が進みません。


右のワッシャーは径や擦り傷後からクラッチレバーとサイドカバーの間に入るワッシャーではないかと思われますが、左のワッシャーは内径が11.5mm程度で疑わしかったメインシャフトにもカウンターシャフトにも入らず、キックスピンドル部でも無く完全にどこの部品か分からなくなりました。洗浄時に後で色々部品を入れたので違う箇所や車種の部品かも?
一旦ここで作業中断です。

C105のレストア⑦

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一気に進んでエンジン完成。集中して作業したので道中の写真すら無し。


結局迷子のワッシャー1枚は不明でした。パーツリストや手持ちのスポカブエンジンと睨めっこしながら確認したのでほぼ間違い無し。そもそも11.5mmの穴で通るシャフト等が限られるので付く所が限定されるのですが、間違いでなければ同一部分で2枚重ねで使っていたと思われます。


ピストンリングは新品に変えましたが、ピストンは流用。
シリンダー内の爪の引っ掛かりがちょっと気になる所です。
ロッカーアームやバルブ付近は程度はそんなに悪くはないので、こちらもそのまま流用。
燃焼室内は磨き上げときました。
組んでみて手で回してみましたが動きは良いようです。


早速エンジン搭載。
オイルを入れてキックしてみますが良い感じです。


試しに電装部品を付けてキックしてみましたが火が飛びません。
ポイントの状態も良い様なのであえて変えずに軽く接点を清掃し組んだだけですが、火が飛ばないとなると順々に変えていかなければいけません。この際コンデンサーの外部移設もやっておこうと思います。

買い物

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週末は少し空いた時間でパーツランドイワサキに買い物へ。


久々にCB93で出動。年がら年中調子が良いのはCB93だけです。
そんなCB93もレストア時のやり残しが何点かあります。
年内には一つ二つやり残しを改善したいなと。


目的はC105用の12Vホーンだったのですが、適当なものがありました。
ついでに12V仕様にする/なっているC105・スポカブ用のメーターランプ用の12V小型球。
昔探した時は適当なものが見つからなかったのですが、今回見てみると12Vの2W球が有りました。
昔からパーツランドイワサキさんに出入りしていますが、ここしばらく足が遠のいていた間にさらに品揃えがプロショップ的になったように感じます。
小型車系を中心にちょっとした物なら何でもあるので重宝します。

C105のレストア⑧

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さらに作業はキャブレターへ。


C100系のダウンドラフトキャブを始めて触りましたが、燃料コックとキャブが一体になった面白い作りです。
それも有ってここを触るにはパッキン、ガスケット類が結構いるなというのが印象。
構造が今のモンキー等とほぼ変わらないスポカブのキャブとは全く異なります。
とりあえずキースターさんのキャブOHキットを入手して必要部品を使います。
キースターのキットに燃料コックのパッキンが無かったのでこちらは別ルートで入手。
このキャブのパッキンは4穴タイプでした。


ざざっと組みました。インシュレーターとの接合部はどうやら何もないのが正解の様?ですが、エア吸いが気になるのでスポカブのインシュレーター用バンドで固定しておきました。


燃料ホースをつないでタンクにガソリンを入れて送ってみますがガス漏れはないようです。
後で失敗したなと思ったのですが、当面キャブの調整も必要になるので燃料タンクとキャブの間にサブの燃料コックを付けておけばよかったかなと。
燃料コック一体型のキャブなのでバラして何かするのに非常に不便です。


ティクラー付の車両に乗ったのは初めてです。
物珍しくティクラーを数回ぺこぺこと押しているとガソリンがオーバーフローしました(笑)
燃料はきちんと来ている模様。
とりあえずキャブはこれで完了。


点火の話に戻ってまずは点火系に関するギボシでダメそうなものを変え、コンデンサーを新品に変えてキースイッチの近くに移設しました。
さらにもう一度きちんとポイントの面を磨き、キックしてみるとあっさりと点火。
どれかに問題があったようですが、IGコイルやプライマリーコイルでなくて一安心。
これで試しにガソリンを送ってキックしてみますが、エンジンがかかりそうでかからず。
とりあえず先に電装系をやり直しつつ、バルブタイミングや点火タイミングも見直してみます。

C105のレストア⑨

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このC105は日常の足として使うので、安全の為にもいきなり充電系の電装を12V化します。


12V化に必要な資材を準備。個人的な好みからモンキーで使用する密閉バッテリーを準備しました。
中華製でネットで1000円程度。多分爆発はしないでしょう(笑)
同じくネットで数百円で売っている汎用小型車用レギュレーターも準備し、ウインカーリレーは雑電気資材入れに入っていた汎用12V用の物を使用します。


充電系の電装に入るのはホーン、ウインカー、ブレーキランプ、ニュートラルランプ等。これらを全て12V用に交換します。ヘッドライト、テールライト、メーターランプは直電源の為にどちらでも良いのですが、スポカブの時に試してみた所12V球の方が切れにくいので12V球に変えておきます。
ヘッドライト等は電圧も成行きで変動しているので本来6V球を付ける意味も無く、充電系を12V化していないサンタンスポカブ等もヘッドライト、テールライトは12V球を入れています。


まずはホーンを先日イワサキで購入して来た12V用の物に交換。ピッタリで収まりました。


フロント周りのギボシ交換もすべて完了。


お次はこちら。今回おさらばするセレンや6V用ウインカーリレー等。


C100/C110系の12V化のキモはここかと。色々なやり方があると思いますが、私は我流で比較的簡単な方法でやってます。基本的にモンキー等と同じレギュレーターを使った半波整流です。
C100/C110系は回路が古いのでキースイッチの回路上の機能が今の物と違い、深く考えれば複雑になるのですが、とりあえず走らせる時はライトスイッチを常にONという事を前提に回路一次側の白線と回路二次側の茶線を使って赤線に出力する様に回路を作ります。
スポカブではこれで問題ありませんでした。


さくっと回路は完成。
たまにC100系などでの12V化は電気容量が不足する・・・とか頭でっかちな話も聞きますが、スポカブでこの回路で組んでデジタルメーターを付けて電圧を観察してみましたが、実際そんな事は全く有りませんでした。
そもそも充電系から使用するウインカーやホーン、ブレーキランプ等は日常的に走っても使い続ける事はありません。


ピッタリ収まりました。


とりあえずの動作テスト。ホーンやリアウインカー、ニュートラルランプは問題無く点灯。
12Vのホーンは6Vの老朽化ホーンの様な情けない音を出す事も無く、煩く良い感じです。
そんな中何故か作動しないフロントウインカーとブレーキランプ。
ブレーキランプは調べた所道中で配線が断線している様です。またリヤタイヤを外して配線を引き直さねば・・。
フロントウインカーはリアが作動している所を見るとウインカースイッチやリレーの作動に問題は無いので謎です。リレー容量かアースの問題か・・・。
レギュレーター等の作動と走行時の電圧については後日エンジン始動後に確認とします。

C105のレストア⑩

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毎晩少ずつ作業が進みます。連日単車をさわるのも久々です。


ブレーキランプが作動しなかった理由はランプ取付け部の接触不良でした。
配線の導通を計っても全然導通が出なかった理由はテスターの方の故障で、テスターを分解してはんだ付けして修理。こちらの方に時間がかかったり・・・。
結局配線の方は断線しておらず、取付部を磨いてランプをつけ直すと点灯。


フロントウインカーランプが作動しない理由はアース不良でした。
アース側のランプ取付け部のアームとハンドル間の接触が悪くなっていた為ここの接触を直しました。
結果ウインカーランプ作動。
これで充電系統の電装は全て作動するようになりました。残すはエンジンの作動のみです。


バルブクリアランスを調整。IN側は開きすぎ、EX側は狭すぎでした。大体0.05mm程度に調整し直しました。
これで残すは点火タイミングの調整とキャブの調整のみです。
この状態で燃料を送ってキックしてもエンジンはかかりませんが、あと一歩までは来ました。

C105のレストア⑪

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いよいよほぼ組みあがったC105。


エンジンを始動してみますが中々かかりません。
一度キャブを組み直し全く問題無いと思われる状態でやってみますが相変わらず。
点火時期を再度見直しますが点火時期は大体あってます。
よく見ていると火が飛んだり飛ばなかったりしているような気が・・・
というか点火時期を調整し直すたびにどんどん火が飛ばなくなっています。
何かありそうなのでポイント付近を見直します。


このクランクシャフトの半月状のキーが付く溝が開いていて、結構ガタが有るのが気になる所。
以前スポカブでも破損した事が有りました。
この状態だとフライホイールをしっかりと締め付けしておかなければいけません。


ポイントを外してみました。この辺りに問題があるはず。
しかし状態は良いです。むやみやたらに新しく変えても意味が無い気がしますので、さらにきっちりと接点を磨き動作も確認して再利用する事にしました。これで元通りの状態に組み付けしたのですが変化無し。


ふと気になって見てみるとポイントへつながる配線の端子がエンジンに触れていました。
ここが原因です。配線の非常に端子が大きく、元々付いていた通りに付けるとポイントの位置によってエンジン本体に触れてしまうという状態でした。
元々この状態だったのでこの車両は最後はまともに走っていたと思えません。
端子をぐにゃりと曲げエンジンと接触しない様にして対策しました。


点火も復旧してついにエンジン始動!
スクリュー類を調整して点火タイミングも微調整。
中々快調にアイドリングします。
苦節?3週間。ここまで来ました。
後はテストランをするのみです。

C105のレストア⑫完結

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先日の日曜日は父の日でした。世のお父さん方は日頃の感謝を形にして頂けたでしょうか。
我が家は全く用事の無い買い物に1日つき合わされた挙句、夜は弁当を買いに行かされました。
強いて言えばホームセンターで軍手を買ってもらったくらいか・・・


そんな父の日、夕方時間が出来たのでささっと組み上げて試走に。
ヘッドライトが点灯せずゴソゴソと触っていたら点灯するようになりました。
接触不良だった模様。これで全電装が作動するようになりました。


早速走ってみる事に。
綺麗にアイドリングしてエンジンの回転もスムーズです。
一発でここまで来るのも珍しいかなと。
軽く走って様子を見ますがこれという不具合も有りません。


それよりもカブのシフトチェンジに全く慣れないという乗り手の問題が大(笑)
ギクシャクしてます。エンジンの慣らしがてらもうちょっと乗り込んでみなくては・・・
とにもかくにもとりあえず一仕事終わった感じです。


10kmチョット走ってきました。メーター作動も良好。
7095kmからの再スタートです。


ナチュラル ハイ

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本日は娘はイオンで「ねばーる君」を見て来たそうです。ねばーる君は納豆の妖精だったとか。
父親の方は本日は仕事。せっかくの天気なので夕方に単車で出かける時間を作る為に日の出と共に仕事に出て、夕方には帰って軽く走りに。


C105で慣らしを兼ねて散歩に。
部品を注文しにホンダのお店に行ったのですがあいにく休みだったので、志度経由で以前から気になっていた古道具のお店「ナチュラルハイ」さんへ。


古道具の店は色々と見てきましたが、非常にハイセンスなお店です。
置いている物も凄く趣味が良いです。
家の近くにこんなお店があったとは。元はJAの倉庫だそうで店の作りからして良いです。


玄関先にシルバーピジョンも置いてあり、店主さんは二輪も四輪もいける旧車乗りだとか。
良いセンスをされています。
丁度ワーゲンなどで来られていたお客さんもおられ、ちょっとした旧車談義をさせて頂きました。
家の近くにこんないい店があったとは。
小遣いに余裕が出来る度にちょくちょくと買い物に来る事にします。



屋外ブースを組む

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昨年から廃材などを集めていたのですが、必要な部材が集まったので屋外の作業ブース兼エアコンプレッサー小屋を組む事に。


色々考えたのですが今回は小さなスペースだけにしておく事に。
必要があればもう少し拡張する事にします。


雨続きなので作業スペースにブルーシートで屋根をかけて作業。
墨も出しにくいので塗れたコンクリートを扇風機で乾かしていきます。


組み立てするラインを引いてアルミの形材をカット。ステンレスのアンカーボルトで固定していきます。
普通の電動ドリルで下穴を開けたので中々穴が開かず一苦労でした。


大体部屋の形が出来てきました。かなり細い部屋です。


雨の合間をぬって壁材をカット。コーキングをべっちょり付けながら組んでいきます。


天井材を載せてとりあえず部屋になりました。
後はコーキングで仕上げをして、扉を取付すれば完成です。
台風が近づいてきている様なので台風が来る前には完成させねば。

エイジング

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先日「ナンバープレートが綺麗すぎて車体に合っていない」と言われたC105。


確かに先日取得したばかりのナンバープレートは綺麗すぎます。
これではいけないと車体のヤレ感に合わせてエイジング加工。


軽く磨いてみました。
クリア塗装も何もされていないナンバープレートは簡単に色が剥げます。
やりすぎて数字の色が剥げてしまうとK察に怒られるようです。


車体の感じに合う様になりました。
後で気が付きましたがボルトやワッシャーも適当に古い物に変えておこうかと。
今度はそこだけピカピカなのが浮いています。

続 屋外ブース

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先週は雨が多く中々屋外ブースの作業も進まなかったのですが・・・


何とか扉も取付して形になりました。扉の上部にはアングルを加工して作った庇を付けてみたり。
扉が90度以上開かず、扉の下面をカットしてみたり結構な素人作業(笑)
土間の勾配なりに建てたので小屋も微妙に傾いています。


早速軒先に置いていた屋外で作業する洗浄台やら・・・


エアコンプレッサー、サンドブラスターなどを移動。屋外がスッキリしました。
この小さな小屋でサンドブラスターを使うと大変な事になるので、サンドブラスターの側面に排気用のダクトを付けて屋外への排気口を取ろうと思います。
しかしこれだけごちゃごちゃ置くと元々予定していた塗装やサンドブラストのブースにはなりません。
屋外作業小屋兼エアコンプレッサー小屋が出来ただけと言う感じ。
塗装ブースについてはそのうちに増設したいと思います。



早速コンセントなどを付けてエアコンプレッサーを使えるようにしました。
エアコンプレッサーを使ってみると若干外部への音が小さくなってエアコンプレッサーの防音小屋としては結構機能しています。


まだ照明器具が有りませんが先に照明スイッチも設置。
あとで照明器具も付けて作業小屋として完全に使えるようにしようと思います。
外部の細かい仕上げも残っているので完成にはもうちょっとかかりそうです。

細かな手直し~CB93

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諸事情が有り7月中旬より非常に多忙だったのですが、何とか盆で取戻し一段落です。
世間一般程盆休みは有りませんがボチボチ単車をさわる時間も。


何点か修正したいポイントがあったCB93。
その一つはキックペダルでこれまでステップに干渉して使い物にならないキックペダルをダミーで付けていました。始動はいつも押しがけだったのですが、たまにしばらく乗らない期間が続くと押しがけに少し時間がかかる事も有り何とかしなければいけないなと常々思っていましたが、今回キックペダルを交換する事に。


一品製作で作らねばと思っていたのですが、妄想していたその通りの形状のキックペダルを発見。
何せステップを変えているせいでステップやペダルに干渉しない様にするのはかなり微妙な形状を要求されるわけですが・・・


収納時も綺麗に収まってどこにも干渉せず・・・


キックをしてもペダルやステップを綺麗にかわします。
我ながら良い物を発掘しました。
これで問題は一つ解決です。
相変わらず我が家のマシンの中でほぼ100%の調子を維持するCB93。
少し涼しくなったらちょっとロングツーにでも行きたいなと。
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